学習塾の面接へ
午前10時少し前に、学習塾の本社ビル4階の面談室へうかがいました。面接官は落ち着いた声の初老の男性で、学習塾の主任をされているそうです。履歴書を渡しながら、
「証明写真のサイズを間違えてしまいまして、少し小さくなってしまってすみません」
「あ、大丈夫ですよ」
特に気にはされてないようでした(でも印刷サイズを間違えた時点できっと減点な気がします)それよりも履歴書を見ながら、
「お子さんがいらっしゃるんですね~、学習塾は?」
やっぱりソレを聞かれました。
「学習塾には通ったことが無くて」
と答えてしまいました。でも本当は、同業他社の学習塾に通わせていました。しまった。つい、うそを言ってしまいました。まずかったかなあ。こういうときは、正直に答えるべきだったのでしょうか。。。
「教育関係の経験は有りませんが、長年接客販売で人と接する仕事をしてきました。もちろんお子さんも」
「息子の友達が良く遊びに来て一緒に宿題をしたりしていました」
とりあえず人柄は良さそうアピールしてみましたが、主任さんは、
「小学生が対象の塾ですが、教える方としては、最低限でも高校入試程度の学力が必要です」
やはり学力を重視されているようです。
「ですので入社試験として、実際に入試模擬テストをしていただきます、来週」
来週。今日じゃないんだ。
「今日は適性検査をしていただきます」
というわけで、エゴグラムの適性検査を受けました。自分の性格って、分かってるような、でもよくわかっていないような。50問ある設問に答えていくうちに、
「はい」なのか「いいえ」なのか、だんだん判断できなくなってきて、後半はもう全部
「どちらともいえない」
にしてしまいたくなりました。でもやっぱりそれは良くないだろうから、何とか無理やりどちらかに決めてみましたが、いや、やっぱり違うかも。いやどちらともいえないよなあ。頭の中がどんどんこんがらがってきます。
でも何とか終了。やっぱり向いてないのかなあ、こういう事務的な仕事。この時点でもうかなりトホホな気分です。が、主任さんは淡々と、
「お疲れ様でした。来週は高校入試模擬テストですが、国語と数学とどちらがよろしいですか?」
そりゃあもちろん、
「国語でお願いいたします」
数学なんてまるで自信ありません。国語ならまだなんとかなるかも。それにしても、あ~あ、やっぱり、学習塾の丸付けバイトなんて、無謀なチャレンジだったのかなあ。
主任さん、淡々としてるけど厳しそうな方でした。たとえまぐれで受かったとしても、仕事しにくそうな感じでした。さて、テスト勉強しなければ。。。
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