そう、字を書くのが苦手なんです。
販売職なので字を書く機会はわりと少ない方だとは思いますが、ごくたまに店頭POPを書かなきゃいけない状況に追い込まれる事があり、その度に冷や汗タラタラになります。
数年前に百貨店に勤めていた時は、ギフト商品の配送伝票や、手書きの領収書作成に四苦八苦していました。
お中元やお歳暮の時期はほぼ一日中、配送伝票の作成に追われていました。でもそのお陰で、その百貨店に勤めていた時期だけは、伝票を書くのがちょっとだけ得意になりました。たくさん数をこなすって大切ですね。
のし紙は、専用のプリンターに文字を打ち込んで作成していました。あの機械はほんとに便利でした。御祝いや御礼はもちろんのこと、御霊前や御仏前などの、不祝儀の文字を印刷するときは、文字を薄くして「薄墨書き」ができる機能が凄いなと思いました。
ところで最近は、フリマアプリで落札されたお品の配送伝票も、コンビニにある端末にアプリのQRコードをかざすだけで、簡単に印刷できるようになりましたね。手書きしなくて済むので、ものすご~~く助かってます。
でもこのままではどんどん字が書けなくなってしまいますね。書かないから漢字もどんどん忘れていき、売り上げ報告書を書くときに、スマホで漢字を調べる事が増えました。読めるんだけど書けなくなってきています。
以前勤めていたカフェのママさんはとても達筆な方でした。お店のお品書きや、ちょっとしたお知らせなどを、筆ペンでサラサラっと書かれていて素敵でした。字が綺麗な人って、いつまでも心に残りますね。
あんな風に書けたらいいなあ~と思い焦がれ、筆ペンの通信講座に申し込んだ事がありました。でも残念ながら、通信講座ではモチベーションが長続きしませんでした。
あの時にもう少し辛抱強く、コツコツと地道に頑張っていたら、転職にもきっと役立っていたはずなんですけどね。字が綺麗な方が、仕事ができそうに見えますし。
男子学生の新人バイト君が、見た目はすごくチャラいのに、字がめちゃめちゃ綺麗でびっくりしたことがあります。その子は素直だし、気配りもできるし、とってもいい子で、周りに一目置かれるようになりました。
字には人柄も現れますね。だから、綺麗には書けなくても、丁寧に書くように心掛けたいです。
とはいえ、やっぱり履歴書を書いたりするのは苦手です。必要以上に緊張してしまいますね。
たった一文字を間違えてしまい、新たに書き直したり、間違えないように鉛筆で薄く下書きしてからボールペンで上書きし、渇いてから消しゴムで消してやっと完成。
新しい仕事を見つける度にこれを繰り返すのは、すごく疲れます。だから思ったんです。
派遣会社に登録すれば、何度も履歴書を書かなくて済むんじゃないかな?
と。
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